全ては幻想。砂の上の風車のような、脆く危ういファンタジー。
それでも今日も風車は回る。神も女神も風車の一部。

"女性性という幻想について"というテーマで描きました。
上から順番に「意識の女神」「無意識の女神」「人類の女神」です。
ランプは「自我」、ネズミは「男性」、ネズミの輪は「社会」、風車は「文化」の象徴です。


もう少し変な絵にしとけばよかったです。お腹がすいたので何か食べてきます。


女神、なので信仰の宗教性と神話の象徴性を
混ぜたものを描きました。
加護と恩恵の救いがある反面
束縛と嫉妬の罰も孕んでいます。
ウサギさんは、己を守る胎を自ら出ない限り
女神の支配から逃れられないのです。


神話や伝承にある女神を、図鑑にしてみよう!…と思ったのですが、結局そんなにたくさん描けるわけも無く、吉祥天の1点のみで妥協。
彼女は幸福や富などを司った縁起の良い神様。
戦いの神、毘沙門天の妻で七福神とも友達らしいです。


こっちは、自分の中にある女神像とやらを、具現化しようと試みました。
女神とは、大地そのもの。全てのものが生まれて 還える場所、そこが女神の住処だと思いました。


ひとりだけに優しい女神を描きました。BUCK-TICKの曲に『女神』という曲があるので参考にしました(宣伝)。


神話における愛の女神と知の女神を 自分なりの解釈で描いてみました。


私の大好きな“ノンフィクションの捏造”というジャンルでやらせていただきまし た。 ええと、“ウソ話し”です(笑)。
文体は、ちよっと昔っぽく、英文を訳した児童書っぽいイメージで書きました。
小さい頃に読んだ、『世界の不思議なお話』みたいな風にしようと頑張ってみました!
ちよっと一息、ジョーカーの箸休めのような感じに、不思議さと懐かしさを感じても らえたら嬉しいです。





2006.11.2


世界には色々な女神がいますが、あくまで自分の世界観の中での女神像を描こうと考えました。
しかし、どうやら自分の中に女神はいないようです。


女神、女神と悩みぬいた末に出てきたもの。
ありがちな話だと思います。まぁ、これもまた一種の女神ですから。


これの原型はかなり昔に書いた詩です。 たまたま「女神の羽根に」というフレーズがあったのを思い出して、引っぱり出 してきました。 大幅に書き直したり画像をつけたりするうちに、もはや原型とは程遠いものに。


テーマが「女神」ということだったで、はじめはギリシア神話を考えていまし たが、この企画を知った後に日本神話に興味を引かれたので、"主神"に最も近いであろう 太陽の女神、天照大御神を私なりに解釈して描いたのもです。


しろーとなりに描いてみましたm(__)m


中に登場する運命の女神3人に対する内容が薄いですが テーマである女神(ほとんど女神というより神に近い)が 伝えれば良いなと思います。


生死のハザマ、無の世界。存在するか消え入るか。生かすも殺すも彼女次第。
『女神』というより『死神』の要素が強いんですが、輪廻とか、誕生へ繋がるのは女性イメージです。あっちからの使いというよりは、全ての命の源で、古い魂をリサイクルして送り出すような。



イラストで参加させて頂きました。……女神って難しい。