従姉


あるところに、女の子がいました。
その子は透明人間に話しかけて、喋りました。

「おはよう」というと「こんにちは」と返事が返ってきて、
「おやすみ」といえば「おやすみ」と返事が返ってきました。


かたいっぽうの彼女は、上の部屋で食事をして
もうかたほうの彼女は、ここで暮らしていました。


争いの本をむりに読んでいるのです。
それは、それはそれはいけないことです。



お話では、いつか彼女とけんかをしなければいけないことになっているのですが、
さて、それはどうでしょう。




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