2008.11.03
1.「棺」 Kuro:Neko
「隠れ処」という言葉を見て真っ先にイメージしたのが、何かこう暗くて狭いところで小さく縮こまっているイメージだったのですが、それが現在私が執筆している小説に登場するキャラに「不慮の事故で殺してしまった恋人を棺に入れて常に持ち歩いている」というヤツがおり、その棺の中の彼女に妙にシンクロするものを感じ、それで『彼女』の独白・みたいな形を取らせていただきました。
2.「HIDEOUT」 箱屋ハコ
悔しかったり、泣きたかったり、集中したかったり、そ んな独りになりたい時に行きたい場所にしました。本を読むのもよし、 ピアノを弄るのもよし、階段昇り降り運動するのもよし、壁に向かって 話しかけるのもよし……
3.「オトナノハナ」 九重アルト
『隠れ処』は今までのお題とはまた違った印象の言葉で難しかったです。私は人の心には『隠れる処があるんじゃないかな？』というイメージから入っていきました。そこから少女の心に隠れ、心の栄養を吸って育つ薔薇を描いてみました。薔薇は「大人への成長、美しく成長していく様、気高い気持ち」をイメージしています。また薔薇の棘は「世間や大人への反発や不信感」のイメージです。たばこやたばこの煙は大人の象徴して描きました。ドクロ（骨）が目を隠されているのは『大人の事情を知りたくない』という意味を込めました。………こじつけみたいな説明でスミマセン（笑）
4．「秘密の境界」 ナス
何処に隠しても、何を隠しても
自分の中に、自分のことをしまい込むこと
なんじゃないかなと思って描きました。
隠れ処じゃなくて、隠し処になっちゃった気もしますが。
５.「例えば こんな」 ち
tableタグに頼り切った作品。IEのみで確認しているので、どのブラウザでも正しく表示されるのかどうか……。もし奇妙なレイアウトになった方がいらっしゃいましたら申し訳ありません！