心臓が凍り付いて

空気がこの胸を満たす事も無く

両目は光を失い

喉は歌を亡くし

両耳は貴女の声さえ零してしまう

この身体は二度と貴女を温める事も

貴女の温もりを感じる事も無い

それでも貴女は

こんなにも冷たい私を

ただ触れる物全てを傷つけ壊す為の人形となった私を

私だけを愛してくれる